The Gamits
1996年結成。コロラド州デンバー出身メロディック・パンクバンド。基本はスリーピースバンドだが、バンドのフロントマンChris Fogel(Vo/Gt)以外は度々メンバーチェンジが行われている。2004年2ndアルバム『Antidote』を発表。翌年に解散をした。(08 4/25)
Similar Artists→The Fairlanes



Leaps and Bounds 画像
Leaps and Bounds(2002)
A
これまでのEP音源などの中から選び抜いた11曲に、新曲プラス2曲を含めた日本限定の編集盤。何といっても彼らの魅力はその"メロディ"に尽きると思います。切れ味鋭い重めのギターに厚めのコーラスワークが織り成す楽曲は、スピード感とノリの良さを感じさせるアッパーチューンから、横揺れでしっかり聴かせてくれるミドルチューンまで幅広くカバー。一曲一曲ごとに曲風が違っているので、飽きずに最後まで聴けました。切ないイントロから一気に盛り返す3:Last of the Mullets、ライブでは大合唱必至の8:Run Along、コーラスが一層哀愁を誘う9:I Named Her Christinaなどなど、挙げていたら切りがないのでやめますがどれも珠玉の曲ばかりです。ちなみに根拠は全くありませんが、どこか日本のメロコアバンドと同じ雰囲気も感じるような。ってなわけで日頃邦楽パンクしか聴かないよという人も彼らなら気に入るかも。ポップな面もありつつ、広くオススメできる良作。
*1 2 3 5 7 8 9 11 13


Antidote 画像
Antidote(2004)
B+
2ndフルアルバム。新境地を見せたといっては言い過ぎかもしれませんが、それなりの変化は遂げています。以前までにはあった力強いアップテンポ系の曲が全くなくなった代わりに、ミドルテンポ主体の曲ばかりとなりました。おかげでポップなロックって感じが前面に押し出されている作品に。それに伴いキレイ目な楽曲も多くなっているので、程よくリラックスしながら聴けました。ただ、ところどころに感じさせるキレ味鋭いメロディは健在。もともとメロディを作るのが上手いだけあって、じっくり聴かせる曲も単調にならないのはさすがだと思います。以前と比べて良くなったかと言われると難しいところですが、これまでの彼らの作品を聴いてミドルテンポの曲も好きだった人、もしくはこれはこれだと割りきれる人なら十分楽しめる作品。ただ本音を言ってしまえば、ガツンとくるようなアッパーチューンが聴きたいです。ちなみに国内盤には12:Your Loveがセット。正統派ロックって感じでカッコいいっす。
*1 4 5 6 7 8 12
Copyright © PUNKSTYLE . All Rights Reserved.