SNAILRAMP |
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プロキックボクサーという妙な経歴を持つTAKEMURA(Vo.B)が中心となりバンドメンバーを集めて結成、後のメンバーチェンジで現メンバーISHIMARU(Dr)が加わり、更に1stアルバム「A PIZZA ALREADY」リリース後、AKIO(Gt.Vo)が加わる。そして、その後も順調にリリースを繰り返し90年代日本のパンクシーン一時代を築く。 しかし、2002/10アキオが脱退したことでバンドは突然の活動休止に突入。 ファンの間でも解散か?と騒がれたが、音沙汰のないまま2年間が経ち、急遽2004年にサポートメンバーとしてTORU(Gt.Vo)が加わり活動再開。後に正規メンバーとなり今に至る。 サウンドは、聴いているとついつい踊りたくなってしまうようなスカ・パンク。 (06 7/21) |
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MIND YOUR STEP!(1999) |
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B+ | |
管理人がスネイルランプを知るキッカケとなったシングルCD。1:MIND YOUR STEPはスネイルランプ特有のスカでパンキッシュなサウンドの中でも、1、2を争う出来。ノリノリでキャッチーなこの一曲を聴くだけでご機嫌になれます。ちなみに某音楽ゲームに楽曲が提供されており、誰が歌っているが知らないが、聴いたことはあると言う人が多いかもしれないです。アルバムには収録されておらず、泣く泣くシングルを買いましたが、それでも十分価値はある一曲。
*1 4 |
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GRAVITY(2002) |
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B+ | |
4thフルアルバム。彼らの集大成と位置づけられる作品ではないでしょうか。初っ端の1:ALMIGHTY FIVE MONKEYSでは今までと違ったコアな一面も見せてくれたし、相変わらずスカチューンな3:One night survivorもある。そして何より圧巻なのは10:HOTARU NO HIKARI featuring AIRであの民謡「蛍の光」をカヴァー。あまりカヴァー曲を作るイメージがなかったSNAIL RAMPだけに、こんなにもうまくアレンジしてくれるとは思いませんでした。アルバムの最後を締めくくる曲としては非常に良い選曲で、この曲のおかげでグッと完成度が高まったように思います。まだまだスネイル健在を見せてくれただけに、この後の突如のAKIO脱退。活動休止はファンにとってショックなものだったことを覚えています。
*1 3 8 10 |
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TV MONSTER(2006) |
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B | |
2年間の充電期間、その後のライブによる下積みをもう2年間で、約4年ぶりにリリースされた5枚目のフルアルバム。ファンとしては待ちに待ったCDリリースです。しかし、期待が大きすぎたのでしょうか。その出来は待ち続けていたファンの欲求を十分に満たすものではなかった様に思います。ただ、新メンバーTORUの加入で、今までのSNAIL RAMPから変わってしまうのかと不安はありましたが、あまり遜色はなくてそこは安心しました。まぁ個人的にはもうちょっとTORUボーカルは少なくていいかと・・・。ちなみにTORUによって作られた曲はどれも、一味違ったメロコア調の強いものとなっていて、生まれ変わったスネイルの片鱗を見せています。その分アルバムに若干のまとまりのなさを生んだものの、とりあえずスネイルが復活してくれただけで満足だから許す。
*1 3 4 10 |