Dance Hall Crashers
1989年アメリカカリフォルニア発スカ・パンクバンド。90年に一度解散をしており、92年の再結成から本格的な活動が始まった。メンバーは女性ツインヴォーカルのElyse Rogers(Vo)、Karina Denike(Vo)に、Jason(Gt)、Gavin(Dr)のHammon兄弟とMikey Weiss(B)。"RANCID"のTimとMattが結成に参加していたことでも知られている。(08 2/23)
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HONEY I`M HOMELY! 画像
HONEY I`M HOMELY!(1997)
A
3rdアルバム。楽曲のベースは、明るくポップなスカ・パンク。軽快なギターと強烈なベースライン(特にベースの音はズンズン響きすぎるぐらい)が作り出すノリノリでご機嫌なメロディもさることながら、何といってもこのバンドの最大の特徴は華のある女性ツインヴォーカルでしょう。息もぴったしな二人の掛け合い、ハーモニーワークは、とてもきれいで聴きやすい。根底は"パンク"でありながら、ここまで柔らかく、妖艶に仕上がっているのは、やはり女性ならではの力なんでしょうね。おかげで、特別パンクというジャンルが好きじゃない人でも、ポップな"歌モノ"として楽しめそうな一枚に仕上がっています。後を惹くような中毒性や、重厚さには欠けているものの、硬派なパンクと違って気負うことなく楽しめる一枚。少し曲数が多い気がしなくもないけど、微妙な曲も少ないし、気軽に部屋で流してしまうようなとっつきやすさは偉大です。女性ヴォーカル好きから、ポップ、スカと幅広く受け入れられそうな作品。サビの転調が癖になりますね。
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PURR 画像
PURR(1999)
B
4thアルバム。前作と比べると、全体的にギターの存在感が増加し、スピードも減速してどっしりと聴かせる曲が見られるように。その分スカチューンやポップソングは少なくなっていますが、ギュンギュン唸りを上げたり、しっかりと響かせるギタープレイは、ロック色が濃くなると言う意味では貢献しています。ただし、それがこのバンドに必要であったかと言われると難しいところです。個人的には明るく、踊れるスカとポップ全開であったからこそ、彼らが好きだったという点もあったので、今作はあまりツボにはきませんでした。でも、相変わらずツインヴォーカルのハーモニーは綺麗だし、今作ならではの切ないメロディの曲も悪くはない。結局その辺は好みで分かれるところでしょうね。ちなみに私が聴いたのは国内盤ですが、輸入盤と比べて収録曲に違いがあります。
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