HAWAIIAN6
YUTA (VO/G) 、TORU (B/Cho) 、HATANO (Dr) の3人で結成。バンド当初はメンバーの名前が順にクラッチ(VO/G)タイヤ(B/Cho)ディーゼル(Dr)だったがいつしか本名に変わっていた。 Hi-Standardのメンバーことレーベル会社「Pizza of Death」の社長横山健に、荒削りだったものの、その中に秘められたあふれる才能を見出され、引き抜かれると共に知名度も爆発的に上がった。 一部のファンの間では「渋コア」とも呼ばれている、切なさ、哀しさを持ちつつも激しさを忘れない完成されたメロディに、上乗せされるVo.のYUTAの声が見事にマッチングして、バンドの完成度は高い。 また、ライブ活動を根底に置いているバンドなので、ライブパフォーマンスの評価も高く、今では様々な有名フェスにも出演している。これからの更なる活躍に期待が持てる将来有望なバンドの一つである。なおバンド名の由来はバンド結成時に誰かがハワイのTシャツを着ていたの(HAWAIIAN)と、男3人でタマが6つ(6)を合わせたものらしい。真否はさだかではないが、信憑性は高いと思われる。(06 8/25加筆)
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SOULS 画像
SOULS(2002)
A
レーベル会社をPizza Of Deathに移籍してから出された初アルバム。どの曲をとっても独特の悲しげで激しいメロディが前面に押し出されていて、まさにハワイアンここに在りといったところでしょうか。2:AN APPLE OF DISCHORD、9:CHURCHの様なとことん気分が重くなる曲もあれば、タイミングよく入ってくる前向きで明るい曲の5:FROWER、11:PROMISEはいずれも名曲で気分を一新させてくれます。緩急の利いたアルバムの流れは良く、聴き終わったあとは一種の爽快感を覚えるほど。ちなみに総合プロデュースとして横山健が参加しており、7:TINY SOULは彼からHAWAIIAN6への提供曲です。他のメロコアバンドとは一味違ったオリジナリティー溢れる貴重なバンド。ちなみに英語の発音は良くないです。
*2 3 5 8 9 11


BEGGININGS 画像
BEGGININGS(2005)
B+
約2年間の充電期間を経てリリースされた2枚目のフルアルバム。これより前に出されたミニアルバム"ACROSS THE ENDING"で、がっかりした感はあったものの、今作では悲しさに激しさを上手く重ね合わせるハワイアンらしさが戻ってきてくれました。特に序盤からの2:EVERYBODY HAS THE DEVIL ON INSIDE〜5A CROSS OF SADNESS間の流れは鳥肌もの。一人のファンとしてやっぱりハワイアンはこうでなくてはいけないとつくづく思います。インパクトという点では1st"SOULS"に劣るものの、アルバムの流れなど完成度は負けていません。彼らのスタンスを固めた一種の集大成を見せたアルバムと言っていいのではないでしょうか。11:I BELIEVEはツアーで同行したりと親交の深かったバンド「NOB」の、不運にも交通事故で亡くなってしまったメンバーに向けた曲。「NOB」の音源も聴いたことがあった私にとって、事故当時もニュースで見かけるなどショッキングな背景を知っていただけに、歌詞が泣けます。
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