Vanilla sky |
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イタリアで生まれた4人組ポップパンクバンド。突き抜けるように明るいポップパンクソングがメインだが、たまにしっとりと聴かせてくれるミドルテンポの曲もある。そもそもイタリアのパンクシーンについては詳しくない管理人だったが、あまり違和感なく受け入れることが出来たバンドではあった。バンド名の由来は「太陽が沈む時の空の色」。(06 8/19)
Similar Artists→Simple Plan、Yellowcard |
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WAITING FOR SOMETHING(2004) |
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B | |
1stフルアルバム。どこか聴いたことあるようなアイドルチックなヴォーカルが少し苦手ではあるものの、曲自体は悪くはないです。特に、序盤の軽快でカラッとしたポップナンバー1:Distance、3:Waistin all my lifeは爽やかでなかなか。イタリア出身だからと言って特別クセがあるわけでもないし、割と門戸は広いバンドじゃないかと思います。でも、中盤からはよくあるミドルテンポで失速パターンに突入。だらだらと単調な曲の羅列が続く悪循環モードでがっかり。序盤のいい流れを壊さずにいけていればと悔いの残ってしまったアルバムですが、抜け出すにはもうすこしオリジナリティーも欲しいところ。もし、序盤の曲の出来が後続にも続いていれば相当評価アップしそうな一枚。もったいない。
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PLAY IT IF YOU CAN`T SAY IT |
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B+ | |
8曲入りのミニアルバム。ノリが良く、バンド名通り夕焼けの空のように澄んでいながらどこか情緒感じるポップパンクソングが目白押しとなっています。前作「WAITING FOR SOMETHING」にも収録されていた名曲3:Waistin my lifeのアレンジバージョンや続編ともいえる9:Distance,pt2などはフルアルバムを聴いたことある人にとっては思わず笑みがこぼれる要素。個人的には、彼らのミドルテンポの曲は前作で十分味わっていたのもあり、退屈になってきてどうも好きになれず、今作でも大方変わらずだったのだけど9:Distance,Pt2だけは胸に染み渡る心の底から良い曲でした。ちなみに最後のシークレットトラックではトランス風の異色曲が入ってて、ヘッドホンでボーっと聴いてたら飛び上がった。こういうバンド側の悪ふざけって嫌いじゃないですけど。前作よりは良かったけど、前作を聴いていたからこの評価というところもなきにしもあらずなので、どちらが良いかの判断は難しいところ。
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