| SIMPLE PLAN |
|---|
| ピエール・ブービエ(vo)、ジェフ・スティンコ(g)、デヴィッド・デロシアーズ(b.vo)、セバスチャン・ルフェーヴル(g.vo)、チャック・コモー(dr)による5人組ポップ・パンクバンド。出始めの頃は、ルックスも良くて、曲調はありがちなポップ、声もアイドルグループチックだったので、良くも悪くも特徴のないバンドだった。だが、最近はパンクというより、ロック色を少し強めに出すことでようやくバンドとしての立場が固まりつつあるように思える。決して曲の質が低いという訳ではないので、こういったバンドが山ほど出てきてるなかでいかに個性、長所を出していくかが今後のバンドの未来を占っている。受け入れやすさは抜群に良いので洋楽に抵抗のある人ならまずこういったバンドから入るのもあり。(06 8/6)
Similar Artists→Good Charlotte、Vanilla Sky、Yellowcard |
 |
SIMPLE PLAN(2002) |
|---|---|
| C | |
| バンド紹介ページでも前述したように、演奏を激し目にしたポップバンドという印象。見せ場もなければ、そこまで悪くもない。ただ管理人には聴いていて、内から何かがこみ上げてくる様なアルバムではなかったです。ルックスの良さ、ヴォーカルの声質もあいまって、どこかアイドルグループとして売りこむ魂胆も見え隠れするような。というより、完全にレーベル側は狙ってのことでしょう。あまり批判ばっかり書いてもしょうがないので、非常に「キャッチー」とだけ。
＊1 4 10 |
 |
STILL NOT GETTING AWAY(2004) |
|---|---|
| B+ | |
| 2ndフルアルバム。前作ではボロクソに言った手前言いにくいのですが、素直にいいアルバムでした。前作のポップさも少し影を潜め、ロックバンドとしてやっていくバンドの姿勢が垣間見えました。2：Welcome to my lifeはそんなシンプルプランの珠玉の一曲。きれいな声ときれいなメロディで落ち着いて聴かせてくれます。他にも3：perfect world、7：jumpなどキャッチーかつロックな曲が続き、最後はバラードの11：UNTITLEDでしっとりと終わらせてくれる後味の良い締め。流れがスムーズでなかなか良く作られたアルバムなのでシンプルプランに興味を持ったなら断然こちらのアルバムをオススメ。圧倒的な聴きやすさは彼らの魅力だし、今作をきっかけにして、洋楽やロックに奥深く浸る人が出てくればそれはそれで良いことだと思います。
＊1 2 3 7 11 |