JIMMY EAT WORLD |
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1993年アメリカアリゾナ州にてジム・アドキンス(Vo/G)トム・リントン(Vo/G)ザック・リンド(Ds)ミッチ・ポーター(B)の4人組で結成。後にベーシストがリック・バーチ(B)に交代し、現在に至る。キャピトルレコードと契約しリリースされたデビューアルバム「Static Prevails」を皮切りに徐々に人気を獲得し、ここ日本でも通算3枚目のアルバム「CLARITY」でデビュー。数々のフェスにも出演し、多くのファンを魅了している。優しく落ち着きのあるメロディに繊細で温もりのあるヴォーカル、そんな楽曲の多くは聴くものの心を揺さぶる。しがらみから抜け出し癒されたい時、心を暖かくしたい時、はたまた落ち込んでいて元気を与えて欲しい時、そんな時は彼らの音楽に耳を傾けてみてはどうだろうか。(08 1/7)
Similar Artists→The Ataris、Fall Out Boy、Midtown |
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CLARITY(1999) |
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B | |
3rdフルアルバム。一般的に「エモ」の代表格と言われている彼ら。そもそもこの「エモ」の言葉の定義が曖昧なんで何ともいえないのですが、自分なりの解釈として、適度な演奏とミドルテンポ、そして綺麗に歌い上げるヴォーカルによる楽曲が「エモ」を指すのだとしたらぴったり当てはまると思います。確かに聴いてて癒されるし、安心して聴いていられる作品。コーラスも綺麗だし、ギターのアルペジオも耳障りが良くて心地よい。特に8:TENなんかは彼らならではの魅力が出てる良い曲でした。ただ、全体的に曲が単調になりがちなところも。何せリズム、テンポがほとんど変わらないので、聞き分けつかない曲もあるし、一曲中に同じパートの焼き増しが多いのにも気になります。もう少し一曲ごとの展開とか、ボートラのように激しめの曲とかを挟んでみたら面白くなったかも。ちなみにバンド側の責任ではないものの、ボートラ前の13:Goodbye Sky Harborは締めとしてふさわしい曲(インスト部分が後半10分ぐらいある)なのだから最後に持ってくるとか配慮が欲しかった。決して悪い作品ではないので、「エモ」な気分にひたってみたいって方はどうぞ。
*2 4 8 10 |